登山の持ち物(日帰り登山、秋〜初冬、低山)
登山が趣味だと話をすると時々どんなものを持っていたらいいか聞かれることがあります。登る山や時期によっても違うのですが、私の場合は秋〜初冬の低山なら、こんなものを持っていきます。
偉そうに語れるような知識も経験もないのですが、こんなものをこれから山に登る方の参考になれば嬉しいです。
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ザック(ザックカバー付)
本来30Lくらいのザックで十分ですが、私は適当な大きさのザックを持っていないので日帰りでも泊まりでも50L前後のザックを使っています。
当然日帰りの時はスカスカですが、大は小を兼ねるってことで。
見た目もスッキリして使いやすい。2代目。
ところでザックカバーをしても雨がひどいとザックの中も濡れます。
逆にザックカバーがなくてもザックの中のものを大きめのゴミ袋に入れれば濡れません。カバーがなければ、ザックの外に袋をかぶせるのではなく、中のものをビニール袋に入れたほうが確実です。
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ストック
これは必ずしも必要と言うものではありませんが、お守りがわりに。
秋になると道が凍結したりするケースもあり、そんな時には役に立ちます。
私はいつも同時に2本使うダブルストックを持っていきます。
実は以前膝を痛めていた時期があり、その時はストックにずいぶん助けられました。
使うと使わないとでは疲れ方も全然違います。
でも日帰りでは訓練と思ってなるべく使いません。
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ヘッドランプ(予備の電池も)
秋の山は釣瓶落としと言いますが、ほんとにあっという間に日が暮れます。
本来は日暮れ前に下山すべきなのですが、下山が遅れることもあるかもしれません。
ヘッドランプは必携です。
最近はスマホに懐中電灯の機能がついたものがありますが、あれを持って暗い山道を歩くのは現実的ではないでしょう。両手が開かないのは危ない。そもそもスマホは最後の命綱です。バッテリーはできる限り節約したほうがいいと思います。
最近は安いものも手に入りますが、安すぎるものはあまりお勧めできません。前に一緒に登った友人は新品のヘッドランプを持っていましたが、電池の接触が悪く、電池が着いたり消えたりするので困っていました。
最低でも3000円くらいしますが、きちんとしたメーカーのものを使った方が良いですよ。(ブラックダイヤモンド、モンベル、ぺツル等)
私はブラックダイヤモンドのストームという機種を使ってかれこれ5年くらい(はっきり覚えてない)ですが、故障もしないし、安心して使っています。
この機種は電池式ですが、今だったらバッテリー式の方が他のディバイスと共有できていいかもしれませんね。
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雨具
雨が降らなくても防寒着になります。それに山の上だと登山口よりもずっと寒いことが多いです。雨が降らなくても持っていった方が良いです。
私は定番のゴアテックスの雨具(モンベル)のものを使っていますが、お高いです(数万円)。
雪山に登るのでなければそこまでのものは必要ないでしょう。
モンベルのものでも、ゴアテックでなければずっと安く買えます。
もっと安く上げたいのであればワークマンでも良いのではないでしょうか?
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防寒着
ダウン(羽毛)を持っていくこともありますが、ダウンは汗や濡れに弱いです。
(ぺったんこになって暖かくない)
行動中の防寒着してはあまりお勧めではないように思います。
ちょっと嵩張りますが、フリースの方が使い勝手が良いのではないでしょうか。
風が強ければその上に雨具を着ればさらに保温性が増します。
ちなみに有名山ブランドのフリースでなくても十分です。
私は着古したユニクロのセータ(一応カシミヤ)とユニクロのフリース(薄手)を組み合わせて持っていくことも多いです。
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スマホと予備バッテリー
以前に比べるとかなり山の中でもつながるようになりました。
登っている途中で繋がらなくても、見通しの良い尾根まで上がるとつながるってこともよくあります。私は登山中はスマホのGPS機能を使って位置を確認しています。
※よくコンパスを持っていくとありますが、いざとなると使いこなせないのではないでしょうか。
恥ずかしながら私は使えません。以前はコンパスを持っていって、方角を確認していたりしたのですが、スマホで確認できるようになってからはさっぱりです。道具は使えなければ持っている意味がありません。いろいろ考え方はあると思いますが、スマホのアプリの使い方を覚えた方が良いと思います(もちろん低山が前提)。スマホは電子機器である以上故障やバッテリー切れの可能性は否定できませんが、スマホを2台持てばある程度リスクは回避できると考えています。
私は予備のスマホも持っていますが、これは以前使っていたスマホで、格役Simを指しているので、普段はあまり使いません。料金も月に500円位です。
ちなみにキャリアはドコモです。やはり山の上ではドコモが強いです。
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水筒
お茶だけでなく、水も持っています。
怪我した時などはお茶では役に立たないので。
量は登るコースと気温で考えますが、最低でも2Lは持っています。
(私は元来喉が乾きやすい体質)
熱いものが飲みたければ、水筒に熱いコーヒーを入れていくこともあります。
もちろんお湯を入れておけばカップラーメンを食べることも可能です。
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食事
これから寒くなるとシートを敷いてゆっくり食事というわけには行きません。
歩きながらでも食べることができるものの方が良いと思います。
私はおにぎりとか菓子パンに加えて柿ピーやナッツの類を持っていきます。
お昼にまとめて食べると言うよりお腹が空く前に歩きながら一定間隔で食べるという感じですね。
もちろん寒い中豚汁なんかを作るのはなかなか楽しいです。
冬になると生モノを持っていっても腐ったりしないので、すき焼きとかしちゃうことがあります。そんな時は多少長い間寒いところにいても大丈夫なように余計に防寒着を持って行ったりします。
そうそう、万一のために必ず余計に食料を持っています。カロリーメイトとか羊羹とか。大体帰りの電車でビールと一緒に食べてしまいます。
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地図や下山後の交通機関の情報
確かに登山中には標識がありますが、地図は持っていきます。
本屋さんで登山専用の地図を買っています。
危険箇所やトイレ、山小屋の位置もわかります。
ブログやインターネットの情報だけだとコース全体を俯瞰しにくいと思います。
特に下山後の交通機関の情報は要注意です。
公共交通機関を使う場合、バスや電車の時刻を押さえておかないと帰れなくなったりする可能性があります。また正確な時刻表がわからないと途中で焦って怪我に繋がりかねません。
もちろんスマホが繋がれば困った時に調べればいいのですが、下山時は尾根から下るとスマホがつながらないことが結構あります。
そのため、下山後の交通機関の情報(バス停の位置、時刻表)は電波が繋がらなくても見ることができるようにした方が良いと思います(スマホの本体に保存する/プリントアウトして持っておく)。
行きと帰りで同じバス停を使うなら、時刻表を写真に撮るのもいいと思います。
(作成:2019/10/27)